三重県伊賀市別府690-1

【終了しました:オーガニックフラワー集中コース】愛農大学講座

 

 

 

オーガニックフラワーの生産から販売までを1泊2日で集中して学ぶ

 

 

この講座は生産・流通・販売それぞれの側面からオーガニックフラワーについて体系的に学ぶ講座です。

農薬や化学肥料を使わずに花を育てるオーガニックフラワーは約25年前にオランダで始まったと言われています。日本でも徐々に広がりを見せており、最近では耕作放棄地や遊休地の活用方法としても注目されはじめています。

講座では実践者による座学と圃場見学、出荷体験を通じてオーガニックフラワーについて具体的に学びます。

【こんな方におすすめです】

〇 花の栽培に少し関心があるけど、イメージがわかないので具体的に知りたい方
〇 すでに米や野菜で農業をしているが、花も選択肢になり得るのかを考えてみたい方
〇 地域にある耕作放棄地や遊休地を活用したい方
〇 生花店や飲食店などでオーガニックフラワーを取り扱ってみたい方

 

 

〇 主な講座内容

 

- オーガニックフラワーの全体像をつかむ

  オーガニックフラワーの栽培について

 

ひとくちに「花」と言っても、キクなどの切り花類、ツツジなどの花木類、パンジーなどの花壇用苗ものまで様々です。エディブルフラワー(食べられる花)や山野草という選択肢もあります。

栽培方法は自然農に近いやり方から有機JASで認められている範囲で農薬を使うやり方まで多岐に渡り、必要になる資材や設備も栽培の仕方や販売の仕方によって変わります。

講座初日には「そもそもオーガニックフラワーとは何か?」「どんな栽培方法があるのか?」を中心に、オーガニックフラワーの概要や栽培に関する選択肢について幅広く学びます。

 

- 圃場見学・出荷作業体験

 

三重県津市白山町にある橋本力男さんのオーガニックフラワー畑を視察し、実際に出荷作業を体験します。

橋本さんは米、野菜、養鶏など40年あまりのキャリアを持つ有機農家で、農林水産省の「農業技術の匠」に選出されたこともある堆肥作り名人として知られています。

2007年からオーガニックフラワーの栽培を始め、現在は約15アールの畑で120種類の花を無肥料・不耕起で育てられています。

橋本さんの圃場視察と出荷作業の体験を通じて実際にオーガニックフラワーに触れながら、花の取り扱いや米・野菜との違いなどについて具体的にイメージを深めます。

【参考】

日本に広がるオーガニックフラワー~橋本力男さんの取り組み~

「畑でおいしい水をつくる」(橋本力男さん著書:北星社)

 

- オーガニックフラワーの流通について

 

花の販売先は花き市場への出荷のほか、生花店や飲食店への出荷、個人への直接販売とさまざまです。

2日目の午前中にはオーガニックフラワーを取り扱う花屋を経営する内山早智子さんのお話を聞きます。

内山さんは名古屋市の繁華街である栄で生花店「種から根っこと葉っぱ」を経営されています。店舗での販売や配達のほか、イベントへの出店やフラワーアレンジメントの講座を継続して行い、長年、直接消費者と関わりつづけられています。

また、内山さんは一般社団法人日本オーガニックフラワー協会の事務局長として、オーガニックフラワーの生産者を増やす活動にも取り組まれています。

内山さんのお話を通して、オーガニックフラワーを出荷する際の選択肢や生花店を取り巻く環境、オーガニックフラワーに対する消費者の現状などについて学びます。

【参考】

日本オーガニックフラワー協会

種から根っこと葉っぱ

 

- エディブルフラワーの生産と加工について

  商品開発と販売について

 

2日目の午後には滋賀県守山市でエディブルフラワー(食べられる花)を生産する山崎いずみさんのお話を聞きます。

山崎さんはホテルや洋菓子店向けに、主にスイーツの装飾用として年間約20種類のエディブルフラワーを栽培・出荷されています。

わずか2棟のビニールハウスで、生産から商品開発・加工・販売までを全て手がけられている山崎さん。「プロが使ってくれる商品を作りたい」という思いから、商品開発やパッケージング、商品説明の仕方にこだわりを持って経営されています。

山崎さんのお話を聞きながら「売る」という切り口から商品開発の仕方や顧客への伝え方、小規模営農の可能性などについて一緒に考えます。

【参考】

IZUMIYAMASAKI

Instagram

 


〇 募集要項

 

日時・場所

10/26(土)~27(日)

※ 10/26は9:30から受付・10:00開始、10/27は16:30終了予定

愛農学園(三重県伊賀市別府690)

講師

橋本力男(オーガニックフラワー生産者・日本オーガニックフラワー協会理事長)

内山早智子(生花店経営・日本オーガニックフラワー協会事務局長)

山崎いずみ(エディブルフラワー生産者・株式会社いと 代表取締役)

参加費

30,000円(愛農会員 25,000円)

(宿泊費・4食分の食費・圃場視察交通費込み)

※ 宿泊は男女別・相部屋にて愛農学園内の施設にご宿泊いただきます。(前泊も可能ですので、ご希望の方はお申込みください)

※ 会員価格の対象は個人会員・家族会員・団体会員の方です。

※ 入会後すぐに会員として講座にお申込みいただくこともできます

(年会費個人会員15,000円、家族・団体会員25,000円:会員申込フォームはこちら)

持ち物

筆記用具

定員

20名(先着順) 

申込方法

このフォームからお申込ください

電話:0595-52-0108

Fax :0595-52-0109

担当:愛農会事務局 田中 祥吾(tanaka@ainou.or.jp)

 

※お申込みに際しての注意事項

 ・先着順で受付させていただきます

 ・お申込後1週間以内に事務局からお知らせする方法にて参加費をお支払いください

 ・10/12以降のキャンセルはキャンセル料の発生対象となりますのでご注意ください

   10/12~10/18 :参加費の20%(80%を返金)

   10/19~10/24:参加費の50%(50%を返金)

   10/25以降 :参加費の100%(返金なし)

 

表 裏